【移転します】ブログの移転について
工藤順のウェブサイトを以下に開設しました。今後はこちらをメインに使っていきますので、フォローをお願いします。 https://junkdough.wordpress.com このbloggerも、大学時代に考えていたことの記録として、当分のあいだ残しておく予定ですが、更新はしません。 ### 2011年から使っていたツイッターをやめることに決めたことがきっかけとなり、いいタイミングかなと思い、ブログも一区切りしてみることにしました。 ツイッターに関しては、人とくらべたらかなり距離を置き、依存しない程度に使っていたつもりですが、特に最近、ツイッターというメディアの悪いところばかりが目につくようになり、実際の使用時間とは関係なく、結局「ツイッターについて考えている時間」が多くなっていました。これが非常に不毛であり、精神的にも悪い状況であると考え、ツイッターを離脱することを決めました。そもそも何かwebサービスをやめることに関しては、まったくなんの躊躇も要らないはずなのに、ネットワーキングができてしまっていることで、どうにもやめづらい状況をつくっているというのがまた、SNSの特徴でもあるのですね。 ツイッターをやめるにあたっては、印象的な2つの出来事がありました。 まず、戸田真琴さんの以下のnoteの記事です。特に補足はしませんので、一読していただきたいと思います。 https://note.mu/toda_makoto/n/n7f9eaf91302e もう一つは、マルセル・プルーストという小説家の『失われた時を求めて』を読みはじめたことです。学生のころに、「読まねばならない」という強迫観念に追われるように冒頭を一読し、そしてすぐ放棄したのち、きっと一生読まないのだろうなと思ってさえいたのですが、先日本当に偶然のことでしたが、高遠弘美さんの光文社古典新訳文庫での翻訳の第1巻を読みはじめたところ、ページを繰る手が止められなくなってしまいました。こういうタイミングが、人生にはやってくるものなのですね。この本を読むにあたり、プロットは本当にどうでも良い。むしろ、文章そのものの色香…匂い出てくるとしか表現のしようがない、あまりにも豊かな表現の数かずを追っていくことの愉悦に、わたしは「文学」とその力を再発見でき、