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「ゆめみるけんり」vol.3を出版しました

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「ゆめみるけんり」vol.3を出版しました。今回の特集は「睡眠主義」です。 わたしは、特集のなかでロシア・アヴァンギャルドの画家/詩人エレーナ・グローと、アンドレイ・プラトーノフの作品の一部を訳しています。 また、前号から引き続きニコライ・フョードロフのエッセイ「著作者の義務と、博物館=図書館の権利」の後半も掲載しています。さらに今号から、藤田瑞都との共訳で、フェルナンド・ペソア「アナーキスト・バンカー」を連載します。今回は前半を掲載しています。 詳細はこちらから。 https://droitdeyumemir.blogspot.com/2018/09/zinevol3.html 入手方法はこちらにまとめています。全国書店およびKindleで展開中です。私に直接お問い合わせいただいても大丈夫です。 https://droitdeyumemir.blogspot.com/p/our-zine.html 来年もまた1号出しますので、寄稿等興味ある方はいつでもお声がけください。

私たちの7月15日のこと

私たちが崇敬するアントン・パーヴロヴィチの命日だからという理由で、7月15日という日を選んで、わたしは姓を変えることにしたのだけれど、この7月15日というのが世界史的にも大変特異な日らしいということを知ったのはまた後日の話だった。 Wiki を参照してもらえればわかると思うけれど、例えばこの日にはベンヤミンとデリダとイアン・カーティスと久住小春が生まれている。そして、1904年にはドイツのバーデンヴァイラーでアントン・チェーホフが亡くなった(ちなみにチェーホフの遺体はその後牡蠣輸送用列車に載せられてロシアに戻った)。 ◆ 大学の頃から、セクシュアル・マイノリティの問題やジェンダーの問題について多少でも興味をもって勉強してきたことも少しながら影響して、今回わたしは、自分のほうの姓を変えることにした。私たちがこれを決めるまで、かなり長い間決めかねる時期があり、というのは2人が2人とも姓に対して特段のこだわりを持っておらず、実家に対しても愛着を持っていて、要するにどっちでも良かったのだ。姓は、私たちにとっては本質的な問題ではないし、今さらどちらの家ということもないだろう(墓について言えば、死ぬときは墓よりも灰になりたいと現時点では思っている)。ただ、日本の現行法のもとでは婚姻に際して夫の姓か妻の姓かどちらかを選ぶ、いわばどちらかが姓を捨てることを強いられているので、どちらにするかを決めねばならなかった。あえて言わせてもらえば、「それだけ」のことだった。 しかし姓を変えることには、婚姻手続き上の簡易さ(婚姻届ではどちらかにチェックを入れるだけなのだ)とは裏腹に非常な面倒がつきもので、例えば銀行口座の名義変更をしなければならなかったり、パスポートも更新が必要だし、免許証やその他の公的証明書も変更が必要になる。慣例的には、そうした困難事を一手に引き受けなければならないのは妻の方になっている。そしてもう一つ言っておかなければならないのは、妻の側が姓を変えることがあまりにも「ふつう」の慣例として受け入れられているから、あえて当事者が言明し、必要な場合には関係者を説得しなければ夫の側が姓を変えることがままならない現状がある。 わたしが大学で学んで内面化して(少なくとも内面化しようと努めて)いるアティテュードとして、「弱者の側に立つ」ということがある。わたしは常に弱い人

New Found Land:ニコラ・ブリオー来日関連

◆ニコラ・ブリオー来日(2018年)関連 ・「人新世におけるアート」は可能か?:ニコラ・ブリオー、あるいはグレアム・ハーマンの「無関係性の美学」──特別講演会「グローバル時代の芸術文化概論:21世紀の関係性のランドスケープ:人間的そして非人間的領域の狭間におけるアート」を聴いて(沢山遼) http://ga.geidai.ac.jp/indepth/special-lecture-report-ryo-sawayama-on-bourriaud/ ・ニコラ・ブリオー講義アーカイヴ(川出絵里) http://ga.geidai.ac.jp/indepth/special-lecture-report-nicolas-bourriaud/ ・BETWEEN PRACTICE AND THEORY(星野太) http://www.art-it.asia/u/admin_ed_itv_e/X8VQRtDBPOxyjMJihmAn/

New Found Land:中世思想原典集成図解

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◆中世思想原典集成図解(小林博和さん) https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/kobayashikorio/christ/christ.html やばさを感じる。

New Found Land:レートフ/クリョーヒン関連ブログ

◆東欧ロシアジャズの部屋 https://jazzbrat.exblog.jp/ ・セルゲイ・レートフ「都市、辺境と移住」( https://jazzbrat.exblog.jp/14036451/ ) ・レートフ「ソヴィエト・ロシアにおける新即興音楽小史:1960年代〜1990年代初期」( https://jazzbrat.exblog.jp/13683188/ ) ・レートフ「セルゲイ・クリョーヒンについての覚え書き」( https://jazzbrat.exblog.jp/14056879/ ) *クリョーヒンについては、雑誌媒体にいくつかインタビューがある。 ・『ジャズ批評』1996年7月:インタビュー「ポップ・メハニカの方法」 ・『Asahi Journal』1989年4月28日:インタビュー

New Found Land:Soviet Logos

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◆Soviet Logos(Instagram) https://www.instagram.com/soviet_logos/ ソ連時代の商標ロゴコレクション。かっこいい。 ポスターも販売している。

New Found Land:「ロシアの通貨」(齋田章さん)

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New Found Landというラベル(カテゴリ)を新しく設けました。インターネットの海から発見したサイトなどを投げていきます。 ◆齋田章さんのサイト「ロシアの通貨」 http://www.a-saida.jp/ ・帝政ロシアの通貨事情 ・ロシア革命の貨幣史 など。 とても面白く、ためになります。

「ゆめみるけんり」vol.2を出版しました

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「ゆめみるけんり」vol.2を出版しました。今回の特集は「わたしと、はたらくこと」。 わたしは、パーヴェル・フロレンスキーの手紙と、Kindle版限定でセルゲイ・エセーニンの詩を訳しています。また、前号から引き続きニコライ・フョードロフのエッセイも掲載しました。「著作者の義務と、博物館=図書館の権利」というタイトルで、博物館・図書館論の前半です。 その他今号のコンテンツはこちらをご覧ください。 https://droitdeyumemir.blogspot.jp/2017/09/new-issue-coming.html 書籍版は書店で細々と展開を開始したところですが、もし欲しい方がいらっしゃいましたらわたしまで直接お問い合わせください。 Kindle版はこちらです→ http://amzn.asia/eJpuau0 詳細は、「ゆめみるけんり」ブログまで。 https://droitdeyumemir.blogspot.jp/