07 1月 2015

オシープ・マンデリシュタームの詩



ただ 子どもの本だけを 読むこと

ただ 子どものもの思いだけを 慈しむこと

大きなものは すべて 遠くに吹き飛んでしまうこと

深い悲しみから 立ち上がること



わたしは人生に 死ぬほど 疲れてしまった

人生からは なにも 受け取らないだろうが

わたしのかわいそうな大地を 愛してしまっているのだ

他のものを 見たことがないから



遠くの庭で わたしは 揺られている

簡単な 木の ブランコの上

そして 高く 暗い 松の林を

ぼんやりとした うわ言のなかで 思い出している





やさしいものより やさしい

あなたの かお

しろいものより しろい

あなたの て

せかいの すべてから

あなたは とおくはなれたところに

あなたの すべては

にげられぬものから はなれてとおく。



にげられぬものから

あなたの かなしみは とおく

そして まだ ひえきっていないことばの

ての ゆび

そして まだ ふさぎこんでいない

ことばの

しづかな おと

そして あなたの ひとみは

とおくへだたり。


Два стихотворения из сборника стихотворений О. Мандельштама «Камня»
*Мандельштам, Осип Эмильевич (1891-1938)