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ロシア文学・文化系インディー誌リスト

個人的な調べものの過程で知り合った同人誌などが多くなってきたので、思い立ってリストを作ってみることにしました。主に、国立国会図書館のサーチエンジンでいろいろと掛け合わせ検索をして見つけたものなどです。今後も発見次第、更新します。
今ここでまとめておくのも一定の意味はあるでしょう。というのも、ある特定の文化圏に捧げられた同人誌という枠組み設定や媒体自体、おそらくすでに過去に属する発想と言ってしまえないこともなく、事態がほぼステイブルになった今ここで一度振り返ってみるのも悪くないと思えるからです。

例えば数年前に、若い研究者たちを中心に『チェマダン』(http://chemodan.jp)というメディアが登場しましたが、その集まり方は同人的と言えても、そのメディア自体はもはや同人誌と呼ぶことはできません。このようにメディア自体が変化をみせるなかで、しかし今後しっかりと考えなければいけないのは、webなどの流動的なメディアを用いた表現をどうアーカイヴしていくか?ということであるでしょう。紙媒体であれば図書館という場所があって、発行から多少の歳月を経て、わたしのような人間が時おりアーカイヴから掘りだすということが可能なのですが、webの場合、今後どうなるのでしょうか。
下のリストでは、特段の客観的な基準は設けていません。強いて言うなら、大学や学会の外で営まれる(語の最上の意味での)「知的遊戯」と判断できる定期刊行物……ということでしょうか。そういう業績を度外視したいわば「無駄」が、わたしはとても好きですし大切だと思っています。それが自分でもzineをやるモチヴェイションの少なくとも一つにはなっています。そういう無駄や遊戯に、誠実な連帯を示したいと思いました。

すでに失われた雑誌への哀悼を込めて。現存する雑誌(★印)の健闘を祈って。

最後に伝えたいのは、同人のみなさん、忘れず納本しましょうね!ということですね。そうすれば何十年後かにこのようにして再度読まれる可能性は、少なくとも残るわけですから。納本については→http://www.ndl.go.jp/jp/collect/deposit/request.html

ロシア文学・文化系インディー誌(戦後)リスト◎同人誌系 ・『アグネブーシカ』Z71-G199:Огневушка。「カスチョールの会」が刊行するロシア児童文学翻…